ヴァイオリンの課題曲をKinKi Kids楽曲にされるの巻☆
ヴァイオリンの先生にKinKi Kidsのオケコンの初回特典のCDを貸した結果、「この曲が一番好き」と、即興で弾き始めてくれて、うおぉぉぉ!!もっと!もっと弾いて~!!と興奮した昨日のレッスン。
しかし、喜んで聞き惚れたのも束の間
「次の課題曲はこの曲にしましょう」
と、先生にニッコリ告げられ、一気にピンチに…。
「え。……い、いや…それは…」
「この曲好きじゃない?」
「いやいや、大好きですけど」
「じゃあ弾いてみよう!(にっこり)あかつきさんは、感情が欠落してるというか、譜面通りのロボット弾きになりがちだから、情緒的な曲をしばらく集中的にやってみましょう(にっこり)」
“感情が欠落してる”って、すごい言われようですヨ!
火の玉ストレートですヨ!!
笑顔でぶん殴ってくる先生(´;ω;`)
そんなこんなで、“情緒的な曲”と先生にピックアップされた課題曲はこれです。
ハモデーーー!!
大好きですけどーーもちろん大好きですけどーーー!!
これ系の曲を弾くの苦手すぎて(自覚はあるw)絶対こんなんハモデじゃない!!って自分で弾くハモデに自分でのた打ち回る未来しか見えないから正直回避したかったぁぁ><
いつも嫌がるから。私が好きなKinKiの曲なら身を入れて取り組むだろうと思われたのだと思いますけどね…っ><。
数か月前に、「Topaz Love」をね、課題曲にされてね、弾いたことがあるのですが。
キラキラさが足りないとか。みずみずしさが足りないとか。明るさが足りないとか。さんざん指摘された上、こんがらがって弾いたら
「リズム感の悪い堂本光一と、音痴な堂本剛みたいになってるから!」
と、ものすごいことを言われた思い出…(泣)
先生の、的確に胸をえぐってくる言葉のチョイスに惚れ惚れしちゃうっ(泣)
私は個人的に長調よりも短調の曲がすきなので。
一番好きな調は?と先生に訊かれて「嬰ハ短調です!!」と答えて、「うわぁ…やっぱりねぇ」と言われたくらいには、暗鬱とした曲が好きなので(笑)
(嬰ハ短調の代表曲というと、ショパンの「幻想即興曲」とか、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第14番「月光」とか、リストの「ハンガリー狂詩曲」とかです)
Topaz Loveのキラキラさはとにかくものすごく難しかったけど、ハモデなら多少叙情的だけど明るくもないしキラキラもしてないから…まだしも…だろうか…?と、思うしかない…。
しかし、叙情的な曲も「他人事のように弾かない!壁を一枚隔てて、対岸の物語みたいに弾かない!!そこは夢見心地に弾いて!現実をつきつけてくる弾き方しない!!頭で考えてきっちり計算した余韻作らない!!」と、いつも先生に言われるんですけどネーー(笑)
いや、でも、ハモデなら、対岸の物語を奏でててもイイノデハ…?とか思い始めてる時点で、既にダメかもしれない(笑)
幼少期にピアノの先生に「譜面通りに弾きなさい!!」とスパルタ指導されてきたトラウマが強く、楽器を前にすると感情や自分の解釈などを全て消し去って、とにかく譜面通りに書いてあることしか弾けない…クセが抜けないのであります…。
先生に「ヴァイオリンをやるような人は感情過多の表現過多なタイプの人が多いから、どうやって引き算するかを教えるのが大変なんだけど、あかつきさんの場合「無」だからどう加算させればいいのか困る…」と言われたときの衝撃といったらないwww
そして、KinKi Kidsに大フィーバーしてる私の様を見て、なぜその熱がヴァイオリンにまったく乗らないのかと、困惑する先生に、困惑する私(笑)
それならKinKiの曲を弾こう!!と舵を切られるの、さすがに想像してなかった…www
そんなこんなで、今日は通勤時にハモデをひたすらリピっていたのですが。
これから春になるのに、冬の曲やるんかい!!と、思わないでもない…( ^ω^)