「日経エンタテインメント!」(2021年8月号)のエンタテイナーの条件☆
日経エンタテインメントの、光一さん連載「エンタテイナーの条件」。
ようやく熟読しましたですよー!
今月の内容は、PLAYFULコンサートツアーについてや、開催に伴う現在の社会状況、ひいては所属事務所の興行対応等について。
いつものことながら、大変わかりやすくも、内容の濃いインタビュー内容。
コンサート開催における光一さんの考えとか、名古屋コン行く前に読んでおけばよかった!(←前日に届いていたのに塩漬けにしてたw)という内容でしたが。
当日のMC内でもしっかりその辺の思いは光一さんご自身が話されていたので、内容的には無問題(*´ω`*)
タレントが花道を移動することにより、客席の皆さんの視線がタレントを追って顔が向かい合わせになったり、あちこち移動することになるのも一つのリスクとなるのではないか。
スタンディングだとどうしても着席よりは安定感が悪く、顔が揺れることになるので、それも一つのリスクとなるのではいか。
そんな考えから、自分はステージセットから花道はなくして、オール着席型のコンサートを行うことにした。
しかし、それは、これが正しいやり方ということではなくて、あくまでも複合的に考えて自分の行うコンサートではこうすることにしました、という話だと。他コンサートの開催形態への配慮も忘れない光一さん。
感染症対策を、それこそ蔓延初期から手探りで模索しながら舞台に向き合ってきた光一さんならではの経験と対策だなと思える内容で。
行動の、「理由と過程と結果」がとてもクリアで分かりやすいし、筋が通ってるし、ぶれがないなー!と、いつもながら感服。
通常の舞台劇場の客席は、着席で、全員最初から最後まで客は同じ方向を向いていて、声だしはナシの拍手のみ。
同様のスタイルでショータイプのコンサートを光一さんが行うのは、本当に自然な流れにも感じるw
若いグループだったりするとやはり色々難しい面もあると思うと光一さんも言ってますが。
・元々ファン個人へファンサするタイプでなく「ショー」のようなステージング
・大多数のファンが着席観劇慣れしてる
・なんだったら花道なしにだって慣れてる
・大人数グループでなく、ソロ
・ファンの平均年齢(笑)
などなど、ものすごくナチュラルに花道なし着席スタイルを執り行える要素がたっぷりの光一さんのコンサート。下地がありすぎて、そもそも、「花道ないよー全員着席スタイルだよー」と言われても欠片ほども意外性感じなかったものな!と思います。
そして照明!
あの、変幻自在で優美に動いていた照明!!
「CGで照明を完全再現するシミュレーションシステムを採用」とのことで。
実際にセットを仮組みして照明プランを練っていた従来と比べ、CGの仮想空間上でハレーションまで含めて全ての照明を再現し、それを実際の会場で反映できる手法をとったとのことで。
実際の仮セットの組み立てが不用になったことで現地作業が減りコロナ対策にも繋がるとか、時間・経費・手間も含めたらすごく色々良いことづくしのシステム~!w
今までにも取り入れられてそうだと思ってましたが、意外や意外、コンサートでこのシミュレーションシステムが使用されるのは初とのことですね。KinKiや光一さんのコンサート、初物の照明が登場すること多し!
今後更なる進化を遂げそうな予感しかないし、なんなら次のKinKiコンでも採用されそうな予感しかない(*´ω`*)
そして、コンサートを開催するにあたり、大前提として「事務所(主催)の方針や考え方」をきちんと確認し、ふわっふわになっていた部分を詰めて、しっかり現況及び対策及び事務所としての開催方針を告知をするように進言してた光一さん、さすがすぎてだな…!!!
それって、本来はタレントさんが行うことじゃないと思うけど(自身の個人事務所でもない限り)、その辺をしっかりさせておくことはリスクマネジメントにおいて最重要というか、そこがしっかりしていなかったら事務所だけでなく、何かあったときに「世間からの批判」という形でダメージを負うのは、名前の知れた矢面に立っているタレントさん本人になるわけで。
後輩たちみんなを守るためにも、コンサートに足を運んでくれるファンを守るためにも、事務所の大本営方針を明らかにしておくことは本当に重要ですよね。「根拠」はあいまいにしてはいけない。
ジャニーズ事務所の、よく言えばおおらかさというか緩さというか(笑)が、今の時代、今のご時勢的には大問題に発展しかねない部分もあるので、甘い部分はしっかり詰めておかないとですね。基本の土台は大事ですね。というか光一さんが指摘していなかったら、もしかしてジャニーズ事務所のHPは未だに……( ^ω^)
光一さんはやはり、長年、責任ある立場で舵を取ってきているからか、エンタテインメント業界におけるリスクマネジメント管理とかにも秀でてるよねぇ…。
エンタメの最前線を走り、そのステージの真ん中でスポットライトを浴びているタレントであると同時に、運営側の思考と観点を持ち合わせているなと思うわけで。
以前、興行における損益分岐点の話しをし始めちゃったときには、そこは黙っておいてええんやで??(*´ω`*)と思いましたけど(笑!!!)
近年はSHOCKを含め、管理職の男性から共感を寄せられることが多くなったというの、納得しかないw
今までは、考えたり思ったりしても、自分の守備範囲外のことまではあえて自発的に口出しをしないスタンスだったような気がしますが、ジャニーさんが亡くなった以後あたりからは、より、全体に目を配るようになった感もあるというか。より、年長者の自覚が開花したというか。
ほんとに立派な大人になったなぁ…(←なに目線だ!!?www)
でも最近の光一さんは本当に色々と背負いこみすぎな感じがするので、自分自身のことも労わってほしいものです(;^ω^)
そして、おまけの「アクスタはトースターで焼きません」話(笑!!)
物販アクスタに興味関心ゼーロー!☆な光一さん、安定。すこぶる安定。想定通りww
「アクリルスタンドってそもそも何なの?トースターで焼くプラ板みたいな?違う?w」な光一さん。
いや、実際、まぁ似たようなものだよね( *´艸`)
仕事柄、私はアクスタの製造現場とかに行くこともあるのですが。
臭いがすごいのなんの。大判のアクリル板に一気に焼きつけて(というか貼って)、レーザーで切断していくその工程の、臭いがすっごい…。
排気ダクトで外へ臭いを逃がしているとはいえ、相当なものですわ。
トースターでパンを焼く匂いならいくらでも嗅ぎたいけども。アクリルの臭いはきついww
現場で某タレントさんたちのアクスタを手にしながら、「KinKi Kidsのアクスタ欲しいわぁぁ」と今までさんざん言っていたので。先日、光一さんのアクスタをわざわざ持っていって、「見て!!ついに!!光一さんのアクスタが販売されましたー!!」と、見せびらかしたら、「うちだったらもっと高いクオリティで作りますね」と現場の人に言われる事件もwwww
まさかの、アクスタのクオリティでマウントをとられるの巻\(^o^)/
いやはや、自社の製作品に自身があってなによりでございますね(笑)
いいもの作ってる自信があるってすてきよねw
じゃあ、作ってよーもっと高いクオリティとやらで作ってよーKinKiのアクスタ作ってよーーとブーブー言っていたら、某Jグループのシールをくれました。
いらんわ!(ごめんっw)
…いや、なんの話?
アクスタには夢と臭いが詰まってるよねという話です(え?w)